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奇跡の一本松

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▲震災直後の奇跡の一本松

三陸海岸は歴史上多くの津波が襲来しております。近年だけでも明治29年、昭和8年、昭和35年のチリ地震津波と3度の大津波が来ています。平成23年の東日本大震災の大津波で約7万本あった松林がただ一本の松の木(樹齢173年、高さ27m、直径約86p)を残し、流されてしまいました。その奇跡の一本松は、陸前高田市の「復興の象徴」となり、私たち市民にも大きな励ましや希望、勇気を与えてくれました。
しかし、大津波による地盤沈下で海水がしみこみ、塩分過多の状態になり徐々に衰弱が進み、平成24年5月に一本松は枯死と判断されました。皆様に親しまれてきた一本松を今後も「復興の象徴」として後世に受け継ぐために人工的な処理を加え、モニュメントとして整備することになりました。

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▲修復中の奇跡の一本松

このたび、奇跡の一本松の保存作業が完了し、完成記念式典が執り行われました。今後1年間程度は日没から午後9時ごろまでライトアップされます(天候により行わない日もあります)。

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▲保存作業後の奇跡の一本松

奇跡の一本松(陸前高田市ホームページ) 

陸前市役所ホームページ内の「奇跡の一本松保存プロジェクト」の紹介ページです。

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